JBCF E1 大井埠頭ロード

 

 

宇都宮クリテリウムからはや2週間後。

 

実業団4戦目の大井埠頭ロード。

そして久しぶりのクリテリウムではないコース。

 

 

また、距離も近いということで今回は朝4時台から自走で会場まで向かった。

60キロくらいで気持ちいい強度で走っていった。

千葉から東京まで自転車で行ったことは実はないので、少しワクワクしつつも向かった。

Googleマップ通りで進んでいると、道中に湾岸道路をルートとしており、道を変更していったりと結局到着は7時を超えて、受付の数十分前の到着。。

 

 

とりあえず着いて良かった、、笑

 

 

着いてから、もうアップは終了していることからのんびり。

むしろ疲れを取らないとと回復状態、、

 

 

 

気づけばレース前になる。

E1に上がってからはレース時間が早くて助かっている。

前回の宇都宮クリテリウムは試走後にすぐ検車して並んでも80番目くらいだったので、今回は並び始めができるタイミングで入ることにした。

そしたらほぼ最前列。アップ出来ないのは悲しいが、前回の宇都宮において相当しんどい経験をしたので、レースにしっかり入れることを優先。

また、今回からシリーズ上位が30人くらい前でのプライオリティスタートも適用されていたので尚更であった。

 

 

E2のレースを見ながら、気持ちを少しずつ高めつつ過ごす。

ロードレースにおいてはトラックレースより緊張は全くというほどないので自ら緊張モードにしないといけなかったりする。

後は、完全に個人戦の為絶対やるべきことがないので、勿論順位目標も内容目標もできるだけリアルに考えることによって緊張を高めている。

緊張しすぎは良くないが、ロードに関してはどうもリラックス状態が勝るので、無理矢理緊張を促すことにしている。

 

自分のちょうどいい集中力でないと、レース中の注意散漫になったり、咄嗟の判断の対応はかなり落ちる。

いつも感覚としては、近くで話してるレース以外の会話が聴こえないことと

レース会場で可愛い女の子を目で追わなくなったらOK。

 

 

 

さて、前置きは長くなったもののレーススタート。

 

と思いきや、E2レースで大落車があった関係上、スタート時刻の遅延と周回数が縮められた。

スタート待機場所からスタートラインまで距離があったので向かう。

隊列通りに進むと話しつつも、横から抜かれる始末でスタート前にイライラしながらスタート号砲。

 

 

始まると、スピードが一気に上がる。

コースも広く直線が長いので50キロオーバー。。

えーーー。と思いつつも前でアタックが始まる。

 

今回は道が広いこともあって反応出来るので、ポジションを前に進めると同時に流れで前の逃げを試みる集団へ向かう。

割と疲労なくアタックも出来ているので好調を感じて前々で展開をする。

アタックが頻繁に発生して、自分は誰が強いかも分からずのと単独参戦の為、大凡のアタックには反応していく。

じわじわと脚が持ってかれつつもスピードが上がるので自分からもアタックをする。

前回の宇都宮と比較するとかなり脚は動く感じ。

 

そして気づいたら最終周。

湾岸土屋さん含めた8人くらいでホームストレートから逃げを作る。

後ろも抑えがあったので距離が空くが、自分の走力の自信と逃げ集団の走力がしんどそうに感じて協調体制もあまりない為、後ろを待つことになる。

 

合流して残り4キロほど。

スピードが上がり、脚を使っていたので休息しながら前々をキープして最後のロングスプリントに備える。

位置どり争いも烈火して、横から抜いてくる選手をいなしながら、いつでも動ける外側に少しずつポジションを変えて前に進んでいく。

ゴール前の長い直線に着いて、イマイチ距離は把握していなかったがまだ距離はある。

最悪なことに直線にて集団が牽制して4車線くらいの道を全部塞がるくらい広がりを見せる。

どうしようと思っている中、LINKTOHOKUの半澤さんがスルスルとコース外側のフェンス横を走って前をこじ開けていたので自分もその後ろに切り替えていく。

途中まではスペースがあるものの、だんだんスペースが狭くなって恐怖を感じて、無理諦めてコースを探す。

 

と考えていたら、前方で落車。

10人くらいが前で転倒して、ドミノ倒しで横にコケるため、逃げ場がどんどん無くなっていく。

急ブレーキはかけたものの、止まれずでこれは終わりかと思いつつ、僅かに見えた隙間に突っ込むとなんとか回避。

感覚的にはすり抜けたようだっただ、間一髪落車を回避。

まあ、この時点でゴール前ブレーキして、落車に巻き込まれていない選手が前方にいたのでゴール争いには絡めず、のんびりゴール。

 

脚は残っていたのと出しきれていなかったことから

悔しさが残るレースであった。

 

 

ゴールしてピットに戻る際に、落車の時後ろの選手から良く避けたと称賛を頂き、

巻き込まれなかっただけ良しと切り替える。

 

 

それにしても、宇都宮にしても大井埠頭としても目の前で落車が起こるので本当に怖い。

ただ、予兆はあるので避けるようにしないといけないと思う。

落車は不意をつく偶然が重なって、必然的に起きる。

その偶然には小さい理由がある。

 

感覚的には

ヤバイ✖︎不運✖︎ヤバイ=落車

 

この「ヤバイ」はなんかおっかないな〜

そしてそのヤバイ時に不運が起こると落車が発生する。

 

 

事故やトラブルもそんなもんで

理由はちゃんと存在する。

 

車の事故だって、

1 仕事で疲れていて怒りっぽい運転手がいて

2 たまたまさっきまで前走っていた車が遅くて更に怒りが増すなかで

3 たまたま信号がギリギリで右折

4 たまたま見切り歩きしている歩行者に接触

 

 

 

 

この感覚が自転車レースを走ると磨かれるので

溜まらなかったりする。

 

 

 

次は那須クリテリウム