レース前準備
レース前にやることリスト
⓪レースまでの練習計画を立てる
①レースエントリー
②レース会場への足を手配、確定する。
③機材確認と洗車
④補給物や予備機材の準備
⑤身体を軽くする(毛を剃る)
⑥食事、マッサージをする(腰回り、腸腰筋周り、臀部回り、前脛骨筋、ヒラメ筋あたりを気にしとく)
持ち物
・自転車
・シューズ
・ヘルメット
・試合用ユニフォーム
・さいふ
・JCFライセンス
・インナー
・練習用ウェア
・安全ピン
・工具セット
・筋膜リリースセット(ポール、ビースティー、コロコロ)
当日
・移動
・朝食
・昼飯、カフェイン購入
・受付
・アテンド会議
・試走
・アップ、捕食
・試合
大田原クリテリウム
大会の朝は早い。
今回も3時起きにて実業団デビューの原ちゃんと共にサマンサ院長のお車にて7時過ぎに会場に到着する。
宇都宮も那須も同じ県道を走ってるのですっかり慣れてきてしまった。
昨夜は寝落ちですね毛も剃ってない程の準備不足でワットバイクのいつものメニューも不発気味で心配も残しながらの試合
と言っても久々のレースで移動最中にテンションは上がってきて本当に面倒くさい性格をしてる自分。。
いつも通り監督会議、試走してレースに臨む。
今回は長方形のイージーコースなこともあってスタート位置取り合戦は激しくなく30分前に並びに行っても前方を取れた。
宇都宮は1時間前で60番手くらいだったけ。。
涼みながら、いつも張っている前脛骨筋周り、脹脛周り、腸腰筋周りをアップオイルを使ってほぐしていく。
これをやるとやらないだと相当変わる。
飲み物も試合前に少しずつ補給して
出走時刻。
いつも思う、ロードレースはなんてスタート前気楽なんだと、、
試合始まってから始めの数周は先頭付近で展開し、全体的に前方ポジションを取る。
散発的にアタックが繰り広げられ自らも乗って先頭でローテするもコース特性上逃げ集団を形成する意思はあまり見えない、、
それならそれで構わないと集団前方で動きがあったらチェックしての繰り返し、、
那須クリテから気になっているのだが中速域から高速域までの立ち上がり数十メートルの加速が悪い…
高速域乗ってからはある程度流れるのだがもう少し楽がしたい。
そしてコーナーは純粋にテク不足…
大きい落車が前方で起きて
またかっ!!!
落車回避の瞬間はホントヒヤヒヤするし心臓に悪い。。
出遅れて中切れ詰め詰め職人してった
よく落車の煽りで中切れして勝てたのにオワタw
あの中切れが無ければ勝てたとか聞くけど、、
中切れ埋めれないくらいじゃ勝てないよね。。。(ラッキーじゃないと)
と気づけば最終周回。
今回はレースがあっという間で全然分からなかった。。
勿論前方取りたいなと前方までヌルヌル上がるもコーナーゆっくり入ったらやたらと抜かれてあれれれ。。
最終コーナー手前の長い直線で、40番手くらい…笑
先頭付近は遠くでペースアップしてるのが若干見えて中切れもチラホラ起き出してる。。
お、これはヤバいと残り1キロから
1人ガチスプリント開始(笑)
だんだん前が見えてきて先頭集団のペースアップもスローにみえてきて
そしたらにゃんと!(´゚ω゚`ノ)ノ
随分といい勢いだったのか残り300近くで先頭まで躍り出る。
僕のゴールは残り300メーターにあり。。
ただ出たものの集団後方からの位置取りスプリントで既に足は一杯一杯。
コーナー抜けてゴールまでが150メートルだから垂れても10位は入るだろうとコーナーまで先頭か…
と思いきやSBC紺野選手がインからキレッキレに抜いてくる…
大幅減速でコーナー入ったもんな。。
さて、いつもレースでゴール前に勿体ぶってる脚は既に売り切れで短い直線で何人に抜かれるかのドキドキスプリント
1.2.
3
4.
お、このままゴールか…
ゴール…
おお、4人しか抜かれてない…!笑
絶望的な位置から5位だ、、
とテンションは上がる。。
E1まで実業団デビューして2日間で上がったものの3戦とも集団ゴールでアッラーの中でようやく着れて一安心
シクロワイヤードに表彰式の写真載らなかったが行儀が悪かったのか……
コースが向いてたのもあったが、展開に対応出来たのと先頭でゴール前まで行けたのはいい経験になったとさ。
筑波対策の鬼練の賜物でしょう。
最近ワットバイク全然気合い入らないので。。
JBCF E1 大井埠頭ロード
宇都宮クリテリウムからはや2週間後。
実業団4戦目の大井埠頭ロード。
そして久しぶりのクリテリウムではないコース。
また、距離も近いということで今回は朝4時台から自走で会場まで向かった。
60キロくらいで気持ちいい強度で走っていった。
千葉から東京まで自転車で行ったことは実はないので、少しワクワクしつつも向かった。
Googleマップ通りで進んでいると、道中に湾岸道路をルートとしており、道を変更していったりと結局到着は7時を超えて、受付の数十分前の到着。。
とりあえず着いて良かった、、笑
着いてから、もうアップは終了していることからのんびり。
むしろ疲れを取らないとと回復状態、、
気づけばレース前になる。
E1に上がってからはレース時間が早くて助かっている。
前回の宇都宮クリテリウムは試走後にすぐ検車して並んでも80番目くらいだったので、今回は並び始めができるタイミングで入ることにした。
そしたらほぼ最前列。アップ出来ないのは悲しいが、前回の宇都宮において相当しんどい経験をしたので、レースにしっかり入れることを優先。
また、今回からシリーズ上位が30人くらい前でのプライオリティスタートも適用されていたので尚更であった。
E2のレースを見ながら、気持ちを少しずつ高めつつ過ごす。
ロードレースにおいてはトラックレースより緊張は全くというほどないので自ら緊張モードにしないといけなかったりする。
後は、完全に個人戦の為絶対やるべきことがないので、勿論順位目標も内容目標もできるだけリアルに考えることによって緊張を高めている。
緊張しすぎは良くないが、ロードに関してはどうもリラックス状態が勝るので、無理矢理緊張を促すことにしている。
自分のちょうどいい集中力でないと、レース中の注意散漫になったり、咄嗟の判断の対応はかなり落ちる。
いつも感覚としては、近くで話してるレース以外の会話が聴こえないことと
レース会場で可愛い女の子を目で追わなくなったらOK。
さて、前置きは長くなったもののレーススタート。
と思いきや、E2レースで大落車があった関係上、スタート時刻の遅延と周回数が縮められた。
スタート待機場所からスタートラインまで距離があったので向かう。
隊列通りに進むと話しつつも、横から抜かれる始末でスタート前にイライラしながらスタート号砲。
始まると、スピードが一気に上がる。
コースも広く直線が長いので50キロオーバー。。
えーーー。と思いつつも前でアタックが始まる。
今回は道が広いこともあって反応出来るので、ポジションを前に進めると同時に流れで前の逃げを試みる集団へ向かう。
割と疲労なくアタックも出来ているので好調を感じて前々で展開をする。
アタックが頻繁に発生して、自分は誰が強いかも分からずのと単独参戦の為、大凡のアタックには反応していく。
じわじわと脚が持ってかれつつもスピードが上がるので自分からもアタックをする。
前回の宇都宮と比較するとかなり脚は動く感じ。
そして気づいたら最終周。
湾岸土屋さん含めた8人くらいでホームストレートから逃げを作る。
後ろも抑えがあったので距離が空くが、自分の走力の自信と逃げ集団の走力がしんどそうに感じて協調体制もあまりない為、後ろを待つことになる。
合流して残り4キロほど。
スピードが上がり、脚を使っていたので休息しながら前々をキープして最後のロングスプリントに備える。
位置どり争いも烈火して、横から抜いてくる選手をいなしながら、いつでも動ける外側に少しずつポジションを変えて前に進んでいく。
ゴール前の長い直線に着いて、イマイチ距離は把握していなかったがまだ距離はある。
最悪なことに直線にて集団が牽制して4車線くらいの道を全部塞がるくらい広がりを見せる。
どうしようと思っている中、LINKTOHOKUの半澤さんがスルスルとコース外側のフェンス横を走って前をこじ開けていたので自分もその後ろに切り替えていく。
途中まではスペースがあるものの、だんだんスペースが狭くなって恐怖を感じて、無理諦めてコースを探す。
と考えていたら、前方で落車。
10人くらいが前で転倒して、ドミノ倒しで横にコケるため、逃げ場がどんどん無くなっていく。
急ブレーキはかけたものの、止まれずでこれは終わりかと思いつつ、僅かに見えた隙間に突っ込むとなんとか回避。
感覚的にはすり抜けたようだっただ、間一髪落車を回避。
まあ、この時点でゴール前ブレーキして、落車に巻き込まれていない選手が前方にいたのでゴール争いには絡めず、のんびりゴール。
脚は残っていたのと出しきれていなかったことから
悔しさが残るレースであった。
ゴールしてピットに戻る際に、落車の時後ろの選手から良く避けたと称賛を頂き、
巻き込まれなかっただけ良しと切り替える。
それにしても、宇都宮にしても大井埠頭としても目の前で落車が起こるので本当に怖い。
ただ、予兆はあるので避けるようにしないといけないと思う。
落車は不意をつく偶然が重なって、必然的に起きる。
その偶然には小さい理由がある。
感覚的には
ヤバイ✖︎不運✖︎ヤバイ=落車
この「ヤバイ」はなんかおっかないな〜
そしてそのヤバイ時に不運が起こると落車が発生する。
事故やトラブルもそんなもんで
理由はちゃんと存在する。
車の事故だって、
1 仕事で疲れていて怒りっぽい運転手がいて
2 たまたまさっきまで前走っていた車が遅くて更に怒りが増すなかで
3 たまたま信号がギリギリで右折
4 たまたま見切り歩きしている歩行者に接触
この感覚が自転車レースを走ると磨かれるので
溜まらなかったりする。
2018-07-01 フクダ電子アリーナクリテリウム
実業団レース出場するにつれて様々な方と繋がることが出来ており、今回は繋がって繋がってフクダ電子アリーナクリテリウムの主催者の方と先日今後の自転車界について千葉駅の美味しい焼き鳥さんでお話して、直近に迫ってたフクダ電子アリーナクリテリウムに選手としてではなくスタッフとして参加。
このフクダ電子アリーナは千葉のサッカーの聖地にあたり、ここで自転車の大会が開催できる事に本当に驚かされた。
しかし、今日は朝から猛暑🔥
スタッフも朝6時から日焼け止め塗り塗りするほどの様子
もう早くも7月ですものね、、
そこで今回この暑さでは選手もスタッフも熱中症になってしまわないかと思ってたら
そこは流石イベント運営会社さん
対策はバッチリでした。。
まずはスタッフ用に常に氷水で冷やしたペットボトルを大量に用意
塩分などのタブレット、塩飴、糖も十分に用意
涼しい休憩室を用意
気持ちいいミストもある
そしてコース監視にはパラソルを用意
選手、スタッフにかけるホスピタリティですよ
更にレース合間にバイクで給水とアイスもデリバリー🍨
神様ですか。。
で、実際に私も急遽エキスパートを走ることになり、レッツラゴー。
1周3.1キロのコースで第1回昨年開催では落車が多かったと聞くが試走せずにレース走ると怖いもののチェックポイント押さえて走れば危なくもないコースかなと
初め2周の合間は前で上げていって、落ち着いたと思ったらセブンイレブン金子選手がアタック~!
合計4人が抜け出しー
六本木さんがこのレース出場多く1人が逃げに乗ったので2人が抑えに入る
抑えられているのは集団として面白くないから追うようにするも、前に出る選手少なく先頭で引いて後ろ六本木2人。笑
選手層の厚さ暴力でしょうか
人数も少ないクリテリウムだとね、はい。
暑さも相まって身体もやられて、後はお任せ流れ。
最後、コース作成で使ったコーン、出っ張りを抑えるためので苦労した。
帰りはフクアリ目の前になんと伝説のすた丼を見つけ入っていく。